JR四国に対するあらゆるご意見やご要望を承るため、主要駅に『ふれあいボックス』を設置しています。
また、JR四国のホームページにも各種のお問い合わせ等を承る窓口を開設しています。
お客様からご意見をいただいた場合は、直ちに状況を確認するとともに必要な対策の検討を行っています。
また、お客様への回答が必要なものについては、迅速な回答に努めています。
四国運輸局が主体となり開催する「踏切事故防止キャンペーン」や「春・秋の全国交通安全運動」の開催に合わせ、実際の踏切設備や自動車等を利用し、関係機関や地元住民及び自治体等の協力を得ながら踏切安全通行のPR活動に取り組んでいます。
踏切事故の防止を図ることを目的とした『踏切安全通行PR活動』を毎年実施しています。このPR活動では、ドライバー・歩行者や地域の皆様に対して、踏切で守るべきルールを再認識していただくとともに、トラブルに遭遇した際の対処法を広く周知しています。
2023年度においては、春・秋の全国交通安全運動、四国運輸局が主体となり実施する踏切事故防止キャンペーンなどの期間に合わせて、四国各県で踏切安全通行の呼びかけを行いました。
【踏切内からの脱出方】
【発煙筒の取扱い】
【自動車運転手へのPRチラシの配布】
【踏切事故防止キャンペーン横断幕の掲出】
地域のこどもは地域で守り、こどもたちが安心して暮らせる環境を確保する取り組みとして、日本民営鉄道協会と連携し「こども110番の駅」を実施しています。
「こども110番の駅」では、目印となるステッカーを見て、こどもが駅に助けを求めてきた時、こどもを保護するとともに、こどもに代わり110番通報を行うなどの対応を行います。
駅を安心してご利用いただける取り組みの一環として、万が一の場合に備え高松駅、坂出駅、松山駅、徳島駅、高知駅、伊予西条駅の6駅にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。
各地区の消防署に協力を依頼し、AED設置駅の従業員を中心とする現業機関の従業員に対して、AEDの使用訓練を含む普通救命救急講習を実施しています。各駅の改札口付近に専用収納ボックスを設置し、駅従業員だけでなく広く一般のお客様も取り扱いいただけるようにしています。
【救命救急講習】
【駅構内に設置されているAED】
「安心してご利用いただける鉄道」を目指し、『防災士』の資格取得を推進しています。平常時から防災力向上(防災意識の啓発や各種訓練の計画実施等)を図るとともに、災害発生時には地域のリーダーとして初期消火、救出救護、避難誘導等の互助活動などを効果的に行えるよう養成しています。防災士の資格取得者は、2024年3月末で69名となります。
社会の様々な場所で減災と社会の防災力向上のための活動を行うことができる、十分な意識・知識・技能を有する者として認められた者のことでNPO法人「日本防災士機構」が認定する資格です。
【防災士による救命講習】
(地震・津波避難誘導訓練より)
お年寄りやお身体の不自由なお客様が安心してご利用いただける鉄道を目指し、駅係員、車掌、運転士の『サービス介助士』の資格取得に向け、2004年度に四国の企業として初めて研修を実施しました。サービス介助士の資格取得者は、2024年3月末現在で286名となり、高松駅をはじめ、駅、運転区所等に配置しています。
なお、2021年度よりサービス介助士バッジを作成し、身に付けることで有資格者をお客様が容易に認識し、安心してご利用いただけるよう取り組んでいます。
サービス介助の基本理念、接遇・介助技術などの知識や、実際のサービス介助に関する技術を身に付けた専門家のことで、NPO法人「日本ケアフィットサービス協会」が認定する資格です。
【サービス介助士バッジ】
【サービス介助士研修】
お身体の不自由なお客様、高齢や認知症のお客様等が、安全・安心して駅や列車をご利用いただけるよう、「声かけ・サポート」運動を実施しております。お身体の不自由なお客様やお困りのお客様等を見かけた場合は、常日頃から従業員による積極的な声かけやお手伝いはもちろん、同運動のポスターを作成し掲出するなどにより、周囲のお客様にもご協力いただき、社会全体で見守り支えあうことを目的に取り組んでいます。