2023年度の鉄道運転事故は13件発生し、2022年度より8件減少しました。
【鉄道運転事故の年度推移】
2023年度においては、列車事故の発生はありませんでした。
2023年度、踏切道において人又は車両等と衝突・接触したものは10件発生し、2022年度より3件増加しました。
【県別の発生状況】
【線区別の発生状況】
【原因別の発生状況】
2023年度、線路内に立入った公衆と列車が接触したものは3件発生し、2022年度より10件減少しました。
2023年度の輸送障害は115件発生し、2022年度より29件増加しました。
【輸送障害の年度推移】
【部内原因27件】
【鉄道外原因29件】
【災害原因59件】
インシデントとは、省令に定められた鉄道運転事故が発生するおそれのある事態をいいます。
2023年度は、インシデントの発生が2件ありました。発生した事故に対して効果的な対策を実施することにより、事故の再発防止に努めています。
■ 2023年8月23日 徳島線 小島駅構内
落雷の影響により、リレーが焼損し列車が検知できず、踏切が正常に動作していない状態で列車が踏切を通過した事象。
■ 2024年3月1日 徳島線 西麻植駅~阿波川島駅間
踏切の遮断桿が降下する際に、折損したピンが遮断機の可動部に挟まり、片側の遮断桿が降下していない状態で列車が踏切を通過した事象。